FP2級を取得した僕が、FP3級を目標としている学生や社会人に取得のメリット、FP対策のおすすめ教材や勉強法を公開します。この手順で勉強を行えば効率よく合格可能性をアップできます。FPの勉強で悩んでいる人は特に有益な情報になるはずです。
FP3級取得後のメリット
FP3級は資産運用や保険、金融、税、不動産、相続といった幅広い分野の初歩を体系的に学ぶことが出来ます。保険や金融業界などで役に立つのはもちろんですがそれ以上に実生活で役に立つ資格です。
ふるさと納税や確定申告の税の知識、NISAやidecoの資産運用の知識が身につけば自身の節税や資産形成にも効力を発揮します。
入門資格の位置づけであるため3級のみでは知識としては浅い部分が多くありますが、3級で得た知識をベースに2級も取得すれば実用的なレベルの知識として活用することが出来るようになるでしょう。
合格率の高さから見ても難易度は低く、社会人すべて、就活を見据えた学生にもおススメしたい意義のある資格です。
合格ルート・おすすめ教材、参考書
INPUT教材
書籍:緊急!CBT模試付/動画付】FP3級合格のトリセツ 速習テキスト 2023-24年版
→大手の出版社の本を比較しても網羅性においては差がほとんどないです。しかし下記の動画コンテンツと内容や章立てがリンクしているのでこの本を使用するべきです。
動画:ほんださん / 東大式FPチャンネル – YouTube
→無料で視聴できる超優良コンテンツ。単純な丸暗記ではなく、なぜそうなるかという理屈を丁寧に説明しているので独学の際には大きな助けになります。
OUTPUT教材
アプリ:FP3級過去問道場
→無料で過去問演習を行えます。学科と実技試験に対応しておりスマホで通勤中でも学習できます。単元別や年度別での学習も可能で、INPUTした内容から演習していくのに最適です。
試験情報
※詳細は公式HPを参照してください。
試験時期
以前はFP3級の試験は毎年1・5・9月、年3回実施されていました。しかし2024年4月から従来試験は廃止となり、CBT試験へ完全に移行します。(2級と1級は従来通りの試験で実施)
CBT形式になったことで通年いつでも受験が可能なり、はるかに受験しやすくなりました。
合否結果も、以前は受験が1か月以上たたないと分かりませんでしたが、受験後すぐに(試験終了ボタンを押したらすぐ得点がわかる)わかるようになったことも嬉しい点です。
試験内容
試験実施団体は2つに分かれていますが、FP3級の試験の出題レベルはほぼ同等にされており、合否判定基準に関しても同じ基準が採用されています。
学科試験と実技試験が存在します。FP3級CBTの試験時間は学科が90分、実技が60分です。学科と実技それぞれ6割以上の得点で合格です。
難易度・合格率
回によってまちまちですが約70~80%程で推移しています。対策をすれば誰でも合格できるレベルです。誰でも受験が可能で、初学者でも1日1時間の学習時間が確保できれば1~2か月程の期間で合格が可能です。
進め方
INPUTの中心は動画視聴、補助教材として上記の書籍を活用することで理解していきます。この動画講義ですがなんと無料。
無料ですがとても分かりやすく素晴らしいコンテンツなので活用すべきです。僕もFP3級受験の際はお世話になりました。
主観ですが、分からない部分や確認したい箇所を振り返る場合は書籍があったほうが良いです。INPUTは書籍と動画のハイブリットで進めていきます。
OUTPUTは日々の問題演習はアプリで行います。OUTPUTで躓いたら本や動画に戻って該当箇所を都度確認します。
アプリの問題演習は、INPUTが完了した単元から進めていきます。(ライフプランニングの分野の書籍と動画学習が完了したらその分野を過去問道場で問題を解く。)
FP3級に関してOUTPUTは過去問からの流用、類題が多く出題されるため過去問道場のみで十分合格可能です。(OUTPUT用の問題集がなくてもOK)最終的に学科、実技ともに過去問道場で75%以上の正答率になれば、ほぼ合格圏内といえるでしょう。
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